メガソーラーがもたらす気候変動
太陽光発電は、生産から廃棄まで見た場合でも、二酸化炭素排出量が化石燃料より少なく、地球温暖化を含む気候変動の抑止につながるとして、世界各国で導入され発電量が拡大しています。
しかし、砂漠にメガソーラー(2025年8月27日付の本ブログ『メガソーラーは必要か?』参照)を設置した場合には、気候変動をもたらす可能性が指摘されています。
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"サハラ砂漠に設置されたソーラーパネルは、再生可能エネルギーを増加させるが、地球気候を破壊する可能性がある - これがその理由だ。" AEG 2022年2月21日 22:27
(https://note.com/aeg/n/n8db9f0687bb0)
これの元記事は、以下になります。
"Solar panels in Sahara could boost renewable energy but damage the global climate – here’s why" Published: February 11, 2021 1.01pm GMT
(https://theconversation.com/solar-panels-in-sahara-could-boost-renewable-energy-but-damage-the-global-climate-heres-why-153992)
この研究(シミュレーション)によれば、サハラ砂漠の20%を太陽光パネルで覆った場合、世界の平均気温は0.16℃、50%のカバー率で0.39℃上昇する可能性が示されたというのです。
その理由は、アルベドと呼ばれる太陽光の反射率の違いにあります。
アルベドは0〜1(または0〜100%)の数値で表され、数値が高いほど光を反射(低いほど吸収)しやすいことを意味します。
一般的に砂漠のアルベドはおよそ30%、太陽光パネルは5%程度といわれています。
砂漠に太陽光パネルを敷き詰めると、より多くの太陽光を吸収します。また、太陽光パネルの発電効率は15%〜20%程度で、残りは熱として周囲に放出されます。
この熱がサハラ砂漠の気候に影響を与え、それが周囲に影響を及ぼし、巡り巡って地球全体を温暖化させる可能性がある、というのです。
「化石燃料から再生可能エネルギーに変われば気候変動は抑止できる」といった考え方が必ずしも正しくない可能性があることを、この研究は示唆しています。