東北沖の巨大地震はいつ?

 地震調査委員会によれば、4月20日に三陸沖で発生したマグニチュード7.7の地震以降、震央の東側で小さな地震活動が活発になっていることに加え、大きな揺れを伴わないゆっくりすべり(スロースリップ)の加速も見られているとのことです。
 "三陸沖でスロースリップが加速 大きな地震につながる懸念" 2026-05-15 14:15 ウェザーニュース
(https://weathernews.jp/news/202605/150191/)

 東日本大震災前にも同様の動きがあったことから、今後の巨大地震の発生が懸念されています。
 問題は、この巨大地震が「いつ」発生するのか、です。

 地震予知・予測の三要素とは、いつ(時間)・どこで(場所)・どの程度の大きさ(地震のマグニチュード)になります。
 この事案に関しては、場所と地震のマグニチュードはおおよそ定まっています。最大の難関が時間(いつ発生するのか)です。

 昨日のWeb記事で「地震学の現在」という連載に以下がありました。
 "割れ残った東北沖の「本丸」はいつ動くのか 前回地震にヒントが" 垂水友里香、毎日新聞 2026/5/28 06:30(最終更新 5/28 10:55)
(https://mainichi.jp/articles/20260525/k00/00m/040/336000c)

 残念ながら有料記事のため、全文は閲覧できませんでしたが、(いつ動くかは)「過去のケースが手がかりになりそうだ」とありました。一方、専門家の話として「南北の二つがすでに割れ、中央があとどのくらい待ってくれるかはわからない。数年の可能性もあるし、明日でもおかしくない」ともありました。

 つまるところ、時間(いつ発生するのか)を予知することはできないのが現状ということです。

 2017年に地震予知は極めて困難、と地震予知の旗を下ろした時点から現在まで、地震予知研究に大きな進展はない、ということを再認識させられる記事だったのかもしれません(全文を読んでいないので推測です)。

2026年05月29日