千葉県で豪雨災害
8月13日から翌14日にかけて、千葉県の各地で記録的な大雨が降りました。
"千葉県で500mm超の記録的大雨 「過去ならほぼ起こり得ない規模」の発生確率が温暖化で2倍以上に" 2026-08-14 18:00 ウェザーニュース
(https://weathernews.jp/news/202608/140251/)
この記事によりますと、「千葉市緑区から市原市東部にかけての地域で(1時間あたり)500mmを超える雨量になったとみられる」とのことです。
日本の多くの都市部では、雨水の排水計画は「1時間あたり50〜60mm」を想定しているとされています。したがって、500mmという雨量は処理能力の10倍にもなります。とてつもない量の雨が、短時間に降ったことになります。
また、7月17日から18日にかけて降った大雨では、栃木県や群馬県で多くの被害が生じました。
栃木県足利市では、観測史上最多の大雨を記録しました(12時間に232.5mm)。
(https://www.tochigi-tv.jp/news2/page.php?id=296243)
内水氾濫(大雨によって下水道や側溝の排水が追いつかず水があふれる現象)による大雨被害の危険性は、日本の都市部すべてにあると言っても過言ではないでしょう。
多くの自治体では現在、排水処理能力を上げる取り組みが進められています。
例えば、東京都では大規模地下街などで、1時間に75mmの降雨に対応できるよう整備を進めています(https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/2020/10/08.html)。
しかし、今回の千葉県を襲った豪雨レベルになると、この程度の対策では役に立ちません。
内水氾濫による被害を減らすためのハード面の取り組みは、想定をかなり上げて考える必要があるようです。